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意外と知らないスタッドレスタイヤのこと
北陸スバル自動車 富山インター店の長﨑洋平です
暑い夏も終わって秋になり過ごしやすいな~と思っていたら
11月ももう終盤
タイヤ交換のご予約もたくさんいただいております
『タイヤ交換は雪が降る前に』ではありません
気温が3度以下の日は路面が凍結する可能性もあるので、
雪は降っていなくても、気温が下がり始めたら交換しておきましょう
皆様もぜひ混み合う前にご予約をお待ちしております
今回はそんなスタッドレスタイヤのいろいろな豆知識をご紹介します
①残り溝
タイヤをチェックする際にまず確認するのは残りの溝の深さ
夏タイヤは、残り溝が1.6mm以下になると法律により使用できません
※安全のために1.6mmに達する前に交換を推奨します
スタッドレスタイヤは、残り溝が新品時の50%摩耗すると
冬用タイヤとして使用することができません
ちなみに『残りの溝が新品時の50%』はタイヤが地面に接する面にある
サイン(プラットフォーム)を見ると確認ができます。
※プラットフォームの場所はタイヤの側面にある『↑』を目印に辿ると見つけられます
このブログを読んで、
プラットフォームが地面と接地する面に出ている
または、もうすぐで出てきそう・・・
と思ったら交換する前にスバルのスタッフまでお声掛けください
②使用年数
距離もあまり走っていないし、プラットフォームもまだまだ出てないしOK
と思ってもまだ早し
スタッドレスタイヤが雪や氷の上で性能を発揮するためにはゴムの柔らかさが重要です
タイヤはゴムで出来ているため、古くなってくると固くなってきます
残りの溝はまだまだ残っていても
新品から3シーズンから4シーズン使用したタイヤは交換をオススメします
皆さんは今のタイヤを何年前に買って、何シーズン使ったか覚えてますか
私は覚えていません (確か一昨年だったような…)
というときにはタイヤを見てみてください
タイヤの側面に答えはあります
側面にあるこの4桁の数字、これがタイヤの製造された年と週を表しています
下2ケタ《14》が製造年、つまり2014年に製造されたことを表します
上2ケタ《37》が製造週、つまり2014年の37週目に製造されたことを表します
今年は2020年なので、
この数字が《**17》もしくは《**16》よりも前のタイヤは
すでに3シーズンから4シーズン使用していると思われます
ぜひチェックして、もしそうだった方はスバルのスタッフへご相談ください
新品のスタッドレスタイヤを購入した方は、もう一つ注意点が
『せっかくの新品のスタッドレスタイヤが擦り減るのはもったいない・・・』
という気持ちになりがちですが、
じつは新品のスタッドレスタイヤはすぐには性能が発揮できません
気温が下がり始める前に時速80キロ以下で、100km以上の慣らし走行が必要なのです
今年スタッドレスタイヤを新たに購入された方は、
いつもより早めに交換することをお勧めします
③タイヤの保管方法
外した夏タイヤが冬眠中は、空気圧を使うときの半分くらいに落としましょう
(来シーズン交換するときは使う前にちゃんと空気圧を規定通りに戻しましょう)
タイヤは地面の接地する面の変形を抑えるために、なるべく横置きで。
また、ゴムの劣化を防ぐため、直射日光を避けておきましょう
最後に『今年もありがとう 来シーズンもよろしく』という気持ちを込めて
先にご紹介したように、残り溝のチェックや製造年の確認、クギなどが刺さっていないか
確認しましょう
去年はあまり雪も降らず、乾いた道路をたくさん走行してダメージを受けた
スタッドレスタイヤが今シーズンは多く見られます
今年は降雪量が多いと言われていますので、ぜひタイヤチェックをお願いします