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2022.05.28 富山インター店

電気ってどうなのよ 第1話「電費とガソリン代・電気代」

北陸スバル自動車富山インター店の長﨑洋平です。

ようやく出ましたソルテラ

実はいままでも『R1e』『プラグインステラ』『サンバーEV』

などの電気自動車を作っていたスバルではありますが、

グローバルで販売する電気自動車の第1弾のクルマとなります

 

ソルテラの魅力はたくさんありますが、

他の店舗のブログ記事にもたくさん書かれているので

富山インター店のブログでは『ソルテラ』に限らずお客様からいただく

『電気自動車』に対するさまざまな疑問やご不安ごとを解消できるような内容の記事を

シリーズにしてお届けしていきたいと思います

少しでもわかりやすく

そして、もっと電気自動車を身近な存在として

感じていただけたらいいなと思います

『いまは珍しいクルマだけど、5年後にはこれがスタンダード』

そう思えるクルマです

 

まずは「電費」について

ガソリン車なら、1Lのガソリンで走行できる距離のことを「燃費」(燃料消費率)といいますね。

ちなみにフォレスターのe-BOXER搭載車は1Lあたり約14Kmです。

これはお馴染みですね

当然のことながら走れる距離の数字が大きいほど環境にいいというわけです

 

電気自動車の電費は燃費の考え方とは異なります。

電費は1Km走行するのに必要な電力の量を「Wh/Km」という単位で表します

つまり燃費とは逆に、電費の数字が小さければ小さい程、少ない電力で1Km走行することができる

ということになります。

ちなみにソルテラの場合、「ET-SS」グレードの前輪駆動車の電費は126Wh/Km

「ET-HS」グレード(AWD)のの電費は148Wh/Kmとなります。

 

 

つぎに走行にかかるコストを考えてみましょう

街中編

フォレスターで50Km走行する場合(実燃費12Km/Lで計算)

50Km÷12Km/L=ガソリン約4L使用=680円

(ガソリン1L:170円で計算)

 

ソルテラで50Km走行する場合(実電費140Wh/Kmで計算)

140Wh×50Km=電力約7Kwh使用=189円

(家庭の電気代を参考に1Kwhあたり27円程度で計算)

 

高速道路編

フォレスターで300Km走行する場合(実燃費16Km/Lで計算)

300Km÷16Km/L=ガソリン約19L使用=3,230円

(ガソリン1L:170円で計算)

 

ソルテラで300Km走行する場合(実電費160Wh/Kmで計算)

160Wh×300Km=電力約48Kwh使用=1,296円

(家庭の電気代を参考に1Kwhあたり27円程度で計算)

 

ガソリン車から電気自動車に乗り換えた場合、ガソリン代がかからなくなるのは当然ですが

電気代が上がっちゃうでしょ?と心配されている方も多いと思います

こうしてみてみると、お得だということがお分かりいただけると思います

次回は最も関心が高いと思われる「航続可能距離と充電時間・充電設備」についてのポイントをお届けします

 

その前に予習を

ガソリン車の場合はガソリンスタンドに行ってタンクに給油しますね

フォレスターのe-BOXER搭載車の場合は48Lのガソリンが入ります

航続可能距離はガソリンの量×燃費で計算されるので、実燃費12Km/Lで計算すると

48L×12Km/L=約570Km

 

ソルテラも基本的な考え方は同じです

目には見えませんが充電スタンドで電気を充電をします(詳しくは次回!)

満タンで71.4Kwh(71400wh)の電気を充電できます

実電費140Wh/Kmで計算すると、

71400wh÷140Wh/Km=510Km

 

となります。

航続可能距離や充電時間、充電設備については電気自動車に乗り換えを考える際に

もっとも心配になる部分だと思います

次回はこの部分についてもっと詳しく、疑問や不安を解消できるような内容を書いていきます

 

ブログをご覧の皆様へ

ソルテラや電気自動車一般についてご不明なことや
気になることが
あればご意見をください。

よろしくお願いします!!